コンセプトに沿った施設管理
まずはHANEDA INNOVATION CITYがどのような施設かお聞かせいただけますか。
大山様:ここは「先端」と「文化」をテーマに、さまざまな産業に携わる方々が利用されています。先端産業の部分でいうと医療機関や研究施設などが入居しており、日々、社会課題を解決に導くための実証実験が行われています。文化産業という側面ではライブホールなど、日本独自のカルチャーを体験できる機会を提供しています。これらが1つの街の中で融合することによってヒト、コト、モノを超えた交流を誘発し、利用する人にイノベーションを提供していくというコンセプトがあります。
2020年に竣工、2023年にグランドオープンを迎え、最近はイベントも頻繁に行われており交流や活動が活発になってきていると感じています。さらに公民連携の場として、大田区が抱えている問題を解決するための実証実験も行われ、自動運転バスや清掃ロボット、配送ロボットの取り組みなどが進められております。
コンセプトに沿って多様な産業に携わる方が利用する施設として、管理上の課題などはありましたか。
笠間様:入居テナントによって用途が異なるので、独自で機械警備を導入されている箇所も少なくありません。また、点検に入ることのできる時間帯もそれぞれ異なります。入居テナントルールを理解しながら全体を管理、点検していく複雑さがあります。
大山様:とにかく敷地面積が広く、13棟の建物に40〜50の入居テナントがいらっしゃるため、初動対応のスピードが課題でした。イノベーションを掲げる施設を管理するに際して、我々もイノベーションに取り組んで行くべきだろうと考え、各設備メーカーに提案を依頼しました。
さまざまな提案があるなかで、HCKaaSを導入いただくことになった決め手はどのようなものでしたか。
大山様:各社色々な案を持ち寄っていただきましたが、ホーチキさんからお話をいただいたHCKaaSは具体性のある提案で、施設に散らばって点検をしているスタッフたちが通知を受けその場から現場に駆けつけることができるので防災センターから向かうよりも対応できるスピードが断然早くなります。我々が求めていた運用イメージに最もフィットして、正直断る選択はありませんでしたね。