マテリアリティ(重要課題)

ホーチキグループは、中期経営計画『GLOBAL VISION2030』に引き続きESGの要素を組み込み、以下をマテリアリティ(重要課題)として取り組みます。また、国連で採択されたSDGs(持続可能な開発目標)の17のゴールにも関連付け、持続可能な社会の実現に向けて積極的に貢献していきます。

ホーチキグループは、経営理念と国際ガイドラインを踏まえ、ESG評価機関の要請、戦略的目標への整合性、そして社員からの意見を参考に、マテリアリティ(重要課題)を精査しました。当社の持続可能な成長と社会への貢献を確実なものにするためのマテリアリティを特定し、全てのステークホルダーに対して透明性と責任を持った事業活動を推進します。

マテリアリティ特定プロセス

STEP1社会課題の把握と抽出

SASBなどの国際的ガイドラインやフレームワーク、 ESG外部評価、 業界トレンドなど幅広い視点でマテリアリティ候補リストを作成


※米国サステナビリティ会計基準審議会

STEP2社外から見た重要度評価

FTSE1※1 DJSI※2の要請事項や規制・政策動向、ステークホルダーからの要請事項に基づき評価


※1:FTSEは英国ロンドンに拠点を置き、 株価指数の算出・管理を行っている。
※2: 米国のS&P Dow Jones Indices社とスイスのRobecoSAM社が共同で選んだサステナビリティ株式指標。

STEP3自社にとっての重要度評価

経営戦略との整合性、役員を含む社員アンケートの結果、 事業との関連性に基づき評価


※社員 1,162名の回答を集計

STEP4マテリアリティ候補の妥当性検証

マテリアリティ候補についてリスク・機会を整理し、 ホーチキが受ける影響と与える影響について評価

STEP5マテリアリティの特定

ESG推進会議で審議、取締役会で承認


※2024年度よりサステナビリティ戦略委員会

マテリアリティ候補の妥当性検証

これらのマテリアリティの評価プロセスおよび分析結果の妥当性を検証し、優先的に取り組むべきマテリアリティを確認しました。マテリアリティ候補についてリスク・機会を整理し、ホーチキが受ける影響と与える影響について評価しました。

マテリアリティの特定

ESG推進会議で審議を行い特定されたマテリアリティについて、2024年3月22日取締役会で承認されました。

※27項目の社会課題から当社にとって重要な5項目を特定

マテリアリティ一覧

火災発生は、人や建物等に甚大な被害をもたらし、高齢者の逃げ遅れなど被害を深刻化させたり、CO²や様々な有害ガスの発生による地球環境へ影響も少なくないと考えています。

ホーチキでは、多様な人材によるインクルーシブな組織により、Life Safetyを最優先にした製品・サービスの提供を通し、社会の安心・安全を引き続き守っていくことで社会課題の解決に貢献していきます。

地球温暖化への対応

グループ一体でカーボンニュートラルを目指す環境経営の実現

DXによるイノベーションの加速

DX活用による生産性向上と競争力強化で長期的な事業成長を実現

人権に関する取り組み強化

社内及びサプライチェーン全体を通じた人権尊重の徹底

多様な人材の獲得、
社員の育成

DE&Iを基盤とした人材活用・教育の最適化

グローバル経営推進のため
のガバナンス強化

グローバル競争力の強化と強固なガバナンスフレームワークの確立

関連情報