火災報知システム製品サポート
機器取扱説明
定期交換部品について
自動火災報知設備は定期点検以外に定期交換部品の交換が必要です。
電気部品は時間経過とともに劣化し磨耗していきます。
中には「定期交換部品」と呼ばれる劣化の期間が短い部品があり、自動火災報知設備ではこれら定期交換部品も多く使用しています。安全のために休むことなく動き続ける機器の安定した機能を維持するためには、消防法で定める定期点検だけでなく定期的に定期交換部品を修理・交換する必要があります。更新時期まで適正な状態にてご利用いただくため、予防保全の観点から故障した時点ではなく定期的な交換をお勧めします。
リニューアルのおすすめ
長年お使いいただいている火災報知システムは、適切な防災機能が働かない恐れがあります。
建物の安全・安心を維持するためには、防災受信機が適切に機能する必要があります。
リニューアルの必要性についてはリニューアルのおすすめをご確認ください。
イオン化式感知器の回収について
不要となったイオン化式感知器は、製造メーカーにて回収・廃棄処理します
お願い
イオン化式感知器は過去に煙感知器の主流として使用されていました。感知器内に流入する煙に放射線の一種であるα線を照射し、イオン化し検出する方式がとられており、その放射線源としてアメリシウム(Am241)が使用されております。平成16年に「放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律」(法律第167号)が改正され、放射線源について規制が10kBqと変更になったためイオン化式感知器が放射性同位元素装備機器に該当することとなりました。不用になったホーチキ製イオン化式感知器はホーチキにて回収いたしますのでご案内いたします。
回収対象品
ホーチキ製イオン化式感知器すべてが該当します。
- 現在設置されているイオン化式感知器で、点検の上問題のない場合は、回収対象品から除外されます。
- 他社製の感知器の場合は製造メーカーにご連絡ください。製造メーカーが存在しない場合、(公社)日本アイソトープ協会 アイソトープ部 放射線源課にご連絡ください。
- 適正な廃棄を行わない場合は、罰金300万円以下の対象となります。
感知器の発送
最寄りの支店支社代理店に、お電話にてご連絡の上発送してください。ダンボール箱の表面に「放射性L型輸送物相当」と記載した紙を貼り付けてください。また、箱を開けた際に文字が見えるよう注意書を同封してください。
梱包箱貼付け文書(記入例)
放射性L型輸送物相当
個数個
- 拾得した場合は、下記の送り主へ連絡してください。
- 発送者:
- 住所
社名
担当課
電話番号
担当者名
ダンボール箱内に同封の注意書(記入例)
- 拾得した場合は、下記の送り主へ連絡してください。
- 発送者:
- 住所
社名
担当課
電話番号
担当者名
詳細は(一社)日本火災報知機工業会資料をご覧ください。