リニューアルのおすすめ
ご利用前に必ずお読みください。
建物の安全・安心を見守り続けるには、長年お使いいただいている機器の更新(リニューアル)が必要です。
リニューアルの必要性
長年お使いいただいている機器は、適切な機能が働かない恐れがあります。
建物の安全・安心を維持するためには、各機器が適切に機能する必要があります。
お使いいただいている機器が下記のどれか一つにでも該当する場合、最新機種へのリニューアルをご検討くださいますよう、お願いいたします。
法令・規格に適合しない
防災受信機は、地区音響装置の再鳴動や拡大鳴動機能の搭載が義務付けられています。
建物の多様化、技術の進歩など時代の要請に応じ、消防法令により規格が改正されております。
型式失効の受信機や感知器など、規格に適合しない機器は、現行の規格に適合した機器に交換する必要があります。
経年劣化・老朽化
経年劣化が進んだ機器は、故障率が高くなります。
各機器は、定期点検や定期交換部品の交換など、メンテナンスにより機能と性能の維持管理を図っておりますが、常に稼動し続ける機器の電気・電子部品には経年的な限界があります。
- 初期故障期間においては、故障発生率が時間の経過とともに徐々に減少していきます。
- 摩耗故障期間においては、設備の故障発生率が時間の経過とともに上昇していきます。
補修用部品が供給困難
昨今の電子機器は技術革新に伴い部品のライフサイクルが短くなっています。
製品の生産・販売終了後、補修用部品(プリント基板など)の保有に努めておりますが、使用している電子部品の部品メーカーによる生産中止などに伴い、その供給が困難になっています。
リニューアル時期の目安
各設備には「定期交換部品」と呼ばれる劣化の期間が短い部品も使用されており、消防法で定められている定期点検だけでなく、定期交換部品を定期的に修理・交換する必要があります。
更新時期まで設備を適正な状態でご使用していただくため、また予防保全の観点からも定期的な交換をおすすめします。
火災報知システムリニューアル時期の目安
(一社)日本火災報知機工業会では、法的な型式失効以外に設備更新時期の目安として、おおよその期間をお知らせしています。
消火システムリニューアルの目安
(一社)日本火災報知機工業会では、法的な型式失効以外に設備更新時期の目安として、おおよその期間をお知らせしています。